看護師は、ご本人、ご家族とのコミュニケーションの中で「今一番つらいことはなんですか?」と聞くことがあります。「疾患による症状がつらい」といわれる方もいらっしゃいますが、他にも「これから先どうなるか不安で眠れない」「家族や周りのことが心配」など人それぞれ思いは違います。

利用者さんの思いを傾聴し尊重します。

「今何が一番つらいのか」「何をしてほしいのか」など患者の思いや希望を知り、患者の価値観に沿った最善の治療やケアにつなげていきます。

価値観や生き方をサポートします。

私たちは利用者さんとのコミュニケーションの中で様々な情報の伝達や提案をすることはできます。決して医療者の価値観を押し付けることなく、利用者さんの価値観や生き方を尊重した支援をしていきます。

ご本人、ご家族の思いを傾聴する

「傾聴」とは相手の話をじっくり共感的に聴くことをいいます。「ただきいている」といった受身的な行動ではなく、積極的、能動的なコミュニケ−ションです。傾聴には、信頼関係の構築・不安感や恐怖心の緩和・自己理解が進み気持ちの整理がつくなど様々な効果があります。

自分に置き換えて考えてみます。信頼していない人には「何だか話したくない」「悩んでいることを言いづらい」ですよね。皆同じです。人は相手に対して信頼感がないと、「この人に話したくない」「この人に介護されたくない」と防衛の気持ちが強くなります。

「はぴふる」では、ご本人・ご家族の話しを傾聴します。ご本人・ご家族のお気持ちに寄り添い、コミュニケーションを図り、ケアにつなげていきます。