健康状態の観察では、バイタルサインを観察します。
バイタルサインは、意識、血圧、脈拍、呼吸、体温などで示されます。
それ以外にも栄養状態、排泄状態、睡眠、姿勢や動作、表情、しぐさ、話し方と話の内容、体形、皮膚の色、爪、毛髪、年齢に応じた性の発達、衣服や身だしなみ、心身の健康状態などすべての状態を観察します。

ご本人の状態を把握し看護ケアの方向性を明確にします。

安心して在宅で暮らすための「はぴふる」です

訪問時の観察により健康管理とともに病状変化に速やかに対応し、病状の異常を早期に発見して対応することで、病状の悪化を予防に努めます。

ご本人に関わる多職種と連携しているので安心

常に主治医やケアマネージャーと連携しているので、受診などのタイミングや判断が適切にでき、重度化を防ぐことができます。

看護師の観察の重要性

看護・介護において、状況や状態によってご本人、ご家族から情報が引き出せない場合もあります。そのためバイタルサインや、その他の観察が非常に重要です。
身体の痛み、喉の渇き、排泄欲求など、ご本人から訴えを受けてからの対応では、ご本人の身体面・精神面に大きな負担がかかるだけでなく、スタッフの負担も大きくなります。ご本人からの発言だけではなく、顔色や声色などの情報を得るなどの観察ができていれば、先回りして対応ができ、結果的に良い看護・介護につなぐことができます。

いつもの状態とは違うということを認識するため、日頃からのコミュニケーションが欠かせません。変化を読み取ることができた上で、その人の特性、特徴を把握し、その人にあった看護・介護を行うことが重要なのです。